2月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:8422ページ
ナイス数:323ナイス


ふたりの距離の概算ふたりの距離の概算
今回奉太郎は座ってはいませんが、頭で考えるだけで導くので同じようなものかも。綺麗に伏線を拾っていました。今回はまさしく距離感がテーマになっていますがこれって本当に人によって違うので難しい。あの二人はそれぞれがもう少し言葉を足せばもっとうまくいったような気がしますが、ほろ苦い一コマはまた彼らを成長させるんでしょう。春休みに距離を変えたという別の二人の土日も気になります。
読了日:02月29日 著者:米澤 穂信
龍神の雨 (新潮文庫)龍神の雨 (新潮文庫)
犯人、というか裏にいる人の予想はついたのですが予想がついただけで内容には驚かされました。二組の兄弟の明暗。血のつながらない家族の絆。ラストは私には重かったです。さらに解説でニュースのメタファ―に気づかされ茫然。気づいていなかったことの方が多かった…。解説から見えてくる物語の先を思うと文庫版で読んでよかったと思います。
読了日:02月28日 著者:道尾 秀介
遠まわりする雛 (角川文庫)遠まわりする雛 (角川文庫)
短編集。前作3冊を読んだ後の方がいいと思います。ここでは4人が一年かけて成長し関係を微妙に変えていくのがわかります。私は高校生の時、彼らのように信念を持ったり周りを見たりと、こんなにしっかりしていたかしら。それぞれが抱えている家庭の事情もありますが4人共大変な精神力を持っていると感心します。2年生になった彼らも楽しみです。
読了日:02月28日 著者:米澤 穂信
麒麟の翼 (特別書き下ろし)麒麟の翼 (特別書き下ろし)
読み始めたらやめられずに一気に読んでしまいました。東野さんの威力はすごいですね。やはり一番印象に残ったのは父親の愛情であり、最後の加賀の言葉です。中学教師も言い訳ではなく、本当に子供を守ろうと思ってそうした面もあったと思うのです。私は子どものために良かれと思って間違った道を用意していないでしょうか。きちんと導いていけるでしょうか。読後感はよいですがいろいろ考えさせられる一冊となりました。
読了日:02月26日 著者:東野 圭吾
クドリャフカの順番 (角川文庫)クドリャフカの順番 (角川文庫)
正直、愚者の~を読んだときはもう先は読まなくてもいいかな、と思っていたのですが読んでよかったです。わらしべプロトコルとお料理研究会のバトルが印象的。多視点なのも古典部の面々の内面がわかって楽しかった。微妙に前作が関わってくるので続けて読むほうが楽しめますね。しかし本当にホータローってば、座ってただけ。次は彼視点に戻るのかな?続きも読みます。
読了日:02月25日 著者:米澤 穂信
Mystery Seller (新潮文庫)Mystery Seller (新潮文庫)
好みで評価は分かれそうですが私は楽しかったです。島田さんのは個人的には好きだけどミステリーとしては?かな。有栖川さんのはシリーズを知っていた方が楽しめるかと。我孫子さんは二十数ページなのにヤラレタ、という感じ。米澤さんのはよくできてるけど私的には好みじゃない…。竹本さんのは不気味なんだけどなんだか安心して読めた。北川さんのには翻弄された!でもこういうの好き。長江さんのはやはり映像向き?世にも奇妙な…。麻耶さんのラストはビックリ。ここで終わりなのがすごい。
読了日:02月23日 著者:
傷痕傷痕
読み始めてこういう本だったのね、とちょっとびっくり。この作家さん、自分には合わないのかな、とも思ったり。でも読み進めていくうちになんとなくわかってきました。少女の名前だけでなくいろんな意味で様々な人々に残った傷痕。これから何か月、何年と月日を重ねるにしたがって傷痕を持つ彼らはどうなっていくのか、直後よりもそちらが気になります。
読了日:02月22日 著者:桜庭 一樹
想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
今回も、いろいろなことが澪を襲いますが、彼女の芯の強さとまわりの人々とで何とか乗り越えていくのが読んでいて心強いです。もし澪が何もかもを完璧にこなし健気に耐えて周りの人たちの助けでうまく回っているだけならばこのシリーズにそんなに惹きつけられはしなかったと思うのです。澪が美人と言うわけでもなくあさはかだったり能力に胡坐をかいたりする面すらみせるからこそ彼女が逆に魅力的に感じるのではないかと思います。続きも楽しみです。
読了日:02月21日 著者:高田 郁
骸の爪 (幻冬舎文庫)骸の爪 (幻冬舎文庫)
背の眼に続いて読んだので、ホラーと思えた部分もきちんと説明のつくミステリーだったのにちょっと驚きました。伏線がたくさんあっていろいろと気になっているのに素通りしてしまったため、綺麗に回収されたときは感激しました。大元の殺人に至った経緯がむくろ、という理由で片づけるには乱暴だと思うのと母親の件が悲しすぎて今回は気持ち的に読後がすっきりしなかったです。
読了日:02月21日 著者:道尾 秀介
クラウドの未来─超集中と超分散の世界 (講談社現代新書)クラウドの未来─超集中と超分散の世界 (講談社現代新書)
「ビジネスや生活でクラウドにいかに向き合っていくべきかを丁寧に説いた入門書」と聞いて手に取りました。最初、知っている言葉ばかりが並んでいるにも関わらず目が滑って焦りましたが丁寧に読んで行くと大丈夫でした。現在までの経緯と現状を知るにはとてもわかりやすかったです。肝心の未来については専門家ではないので是非はわかりませんが、クラウドが今後どう進化し、身近となっていくのかはとても興味があったので、一つの見方として読んでよかったと思います。
読了日:02月20日 著者:小池 良次
背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)背の眼〈下〉 (幻冬舎文庫)
上巻で最初の言葉の意味が、そして状況がわかった時の恐怖が相当なものだったので覚悟して読み進めましたが悲しいお話ではあったけれどそれほどの恐怖はなかったです。眼が訴えていたものが恨みではなかったからなのかもしれません。全てが終わってからが少々間延びした気がしたけれど、これだけのホラーを読んだのに後味がなんだかすっきりするのはラストの亮平の言葉のおかげかな。真備に早く心の平穏が訪れることを祈ります。
読了日:02月19日 著者:道尾 秀介
背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)背の眼〈上〉 (幻冬舎文庫)
これはホラーの分類でいいんですよね?ミステリー?第一章のラストで聞こえる声の意味がものすごく怖い!そして今度聞こえてきた声は?いろいろな謎や背景が出てきましたがまだまだストーリーはこれからのようです。背の目はなんなのか、とにかく急いで下巻へ。
読了日:02月18日 著者:道尾 秀介
愚者のエンドロール (角川文庫)愚者のエンドロール (角川文庫)
高校生が日常の中でミステリーを解くような形に持っていくところが上手いと思います。強烈な個性を持つキャラの生かし方も。それにしてもホータローくん、年上女性にいいように使われますね。米澤さんの本格物も読みたくなってきました。
読了日:02月18日 著者:米澤 穂信
ソウルケイジ (光文社文庫)ソウルケイジ (光文社文庫)
今回もあっという間に物語の中に引きずられ、一気に読んでしまいました。ミステリーとしての犯人探しや、事件を追っていく刑事たちよりも、今回は関係者たちの父親としての愛情がきついほど心に痛かったです。日下の今後もとても気になります。ひとつだけ私が好きになれないのは姫川が女の部分を出すところです。読んでいる私が女だからかもしれませんが、ストーリー上必要だとしても別にこういう形で出さんでも…とげんなりします。
読了日:02月17日 著者:誉田 哲也
暗黒館の殺人(四) (講談社文庫)暗黒館の殺人(四) (講談社文庫)
視点について、狡い、とか思っちゃだめですか?叙述トリックだとわかって読んでいるのに(しかも全く忘れているとはいえ二度目!あまりの恐怖に過去の私は記憶を封印したに違いない)真相は衝撃でした。最初の頃にこれまでのシリーズとのいろいろな関わりが表現されていましたが、それが逆だったのもびっくりでした。8年間、連載だけでも5年間、それだけの大掛かりな構想がきちんと収束しているのがすごいです。ネタバレをせずに感想を書くのが難しい。ラストの惑いの檻の中、気になります。誰がいるのかとか想像するとすっごく怖い!!
読了日:02月14日 著者:綾辻 行人
暗黒館の殺人(三) (講談社文庫)暗黒館の殺人(三) (講談社文庫)
もし映像で見ていたらホラーと思えそうです。さすが雰囲気が素晴らしい。視点が気になって仕方がないです。中也の名前は?江南は?探偵は?次から解決編、というところで切ってあるのかな?
読了日:02月14日 著者:綾辻 行人
暗黒館の殺人(二) (講談社文庫)暗黒館の殺人(二) (講談社文庫)
それまでの6冊との関りがいろんな形で出てきているのが続けて読んでいる身には嬉しい。でも、こんなところで終わりだなんて!早く続きを読まなくては!
読了日:02月12日 著者:綾辻 行人
暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)暗黒館の殺人(一) (講談社文庫)
ノベルズ刊行時に確かに一度読んでいるはずで、衝撃を受けたのも覚えているのですが、なぜかおぼろげにしか思い出せずにまるで初読みのようにドキドキしながらページをめくっています。一気に最後まで読みたいのに読書時間が十分に取れないのがもどかしいです。
読了日:02月10日 著者:綾辻 行人
Dカラーバケーション(インディゴの夜)Dカラーバケーション(インディゴの夜)
新人三人組に最初ムカッとしたけど、慣れてくるといいスパイスに感じられるから不思議。とにかくキャラ一人一人がしっかりとしていて、とても読みやすい。それまでの三冊で謎しかない!と思っていた憂夜さんの過去がちょっと垣間見えたけれどやっぱり謎のまま…。このシリーズ、一応ミステリーなのでシリーズの最後には憂夜さんの謎の一つ一つを全部拾って納得いく過去を見せてくれたりしないかしら?推理小説の伏線をラストで見事に繋ぐみたいに。
読了日:02月09日 著者:加藤 実秋
花散らしの雨 みをつくし料理帖花散らしの雨 みをつくし料理帖
何話かに分かれているのでちょっとだけ、と思って読み始めたのに結局止められずに一気読みでした。澪は本当に周りの人間に恵まれていると思います。でもそれが澪の人柄ゆえなのは当然なのですが。一冊目に比べて澪は本当に強くなったと思います。感動したり胸が痛かったりそんなところが多すぎて、何を感想であげていいのかわからないのですが、意外と一番心に残っているのがりうさんの厄介な恋の説明と澪の受け答えだったりします。
読了日:02月08日 著者:高田 郁
実験小説 ぬ (光文社文庫)実験小説 ぬ (光文社文庫)
最初の帽子の男がよかったです。虫喰いの穴は本当に透かして見てしまいました。(神がずれてる?)クマに大笑い。參は途中でめげそうになったけれどちゃんとオチがあってびっくり。一章の一つ一つは面白いけれど最初のインパクトが大きかったせいか同じような感じで途中で飽きてきてしまったのも事実。でも実験だからそういうものかな?二章のショートショートは残念ながら私には合いませんでした。これはあとがきではない、にあった「ぬ」に笑ってしまいました。時々こういうのありますよね。
読了日:02月07日 著者:浅暮 三文
氷菓 (角川文庫)氷菓 (角川文庫)
米澤さん初読み。いわゆる探偵役の目線で語られる話はあまり読んだことがなくてその点は新鮮だった。ミステリーではなくラノベの分類と言われればなるほどラノベ。謎自体はラノベでもしっかりしていたし軽くあまり考えずに楽しく読めた。アニメ化される話も聞いたのでサイトに行ってみて苦笑。省エネのホータローはじめ、イメージは合ってると思う。残念ながら私はもうこういうのを楽しみにする年代ではなくなってしまいましたが。
読了日:02月06日 著者:米澤 穂信

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