2015年5月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:8149ページ
ナイス数:2266ナイス


九つの殺人メルヘン (光文社文庫)九つの殺人メルヘン (光文社文庫)感想
日本酒バーでの連作短編です。厄年トリオが提示する未解決事件をグリム童話に絡めて美人女子大生が綺麗にアリバイを崩して解決します。「本当は恐ろしいグリム童話」のような童話の変わった解釈には毎回驚かされますが納得させられてしまいます。トリオの昭和のいろいろな雑談が自分の年齢より上の時代で分からなかった部分もありましたがそれもそこでおじさんたちの雑談をきいている感じで楽しかったです。でも、実は一番気になったのは毎回出てくる日本酒と肴…。今すぐ行くから仲間に混ぜて~!シリーズのようなので続きも是非読みたいです。
読了日:5月31日 著者:鯨統一郎
13人目の探偵士 (講談社文庫)13人目の探偵士 (講談社文庫)感想
3人のどの探偵に事件を依頼するかで3つのストーリーに分岐するというちょっと変わったつくりだと思ったら、元はゲームブックだそうです。ゲームブックは読んでいてゲームオーバーになってもすぐ元いたページに戻れないので自分で分岐のメモとかとって読んでた覚えがあります。若い方は知らないかもしれませんね。テレビゲームのRPGの元でしょうか。さて、主人公は記憶を失っていて密室ありダイイングメッセージあり、となかなか魅力的な設定です。作りから微妙に思う部分もありますが割り切ってこの形を楽しむのがいいのでしょうね。
読了日:5月31日 著者:山口雅也
サンブンノイチサンブンノイチ感想
銀行強盗に成功した三人。その金を1/3に分ける予定だったのですが…。話は逃げる途中に入り込んだ開店前のキャバクラと、過去の回想シーンの交互に進みます。当然出演者は彼らだけではなく、いろいろな関係者の思惑が絡み合い、とても複雑なことになっています。後半は寸前まで見ていたものが違うものにぐるんと変わるということの繰り返しで一気読みしてしまいました。ご都合主義というか、結果ありきで物語が作られているのは否定できませんが、木下さんらしいお話でいいと思います。ちょっとグロイ描写があるので苦手な人は要注意です。
読了日:5月29日 著者:木下半太
店長がいっぱい店長がいっぱい感想
他人丼のチェーン店「友々家」の店長さんたちの連作短編です。このお話は若い人より働くということや会社や家族について経験を積んできた人の方が身につまされるかもしれません。各話の主人公はほとんどがフランチャイズの店長なのでそこまでにいろいろな人生を背負ってきています。それぞれの一コマが人生の大事な一コマでありさらさらとあっさり軽めに読めるのに読み応えはありました。最後から二話目であっ!と思い、最終話で上手く行きすぎと思いながらもぐっとつかまれました。本社との絡みも見事で連作としての読後感もとても良かったです。
読了日:5月26日 著者:山本幸久
粗忽長屋の殺人(ひとごろし)粗忽長屋の殺人(ひとごろし)感想
鏑木班シリーズとのテイストの違いに驚きました。落語ミステリとでも言えばいいのでしょうか。でも落語家さんの活躍するミステリではなく、一話ごとが現代風の落語として通用するのです。探偵は粗忽長屋のご隠居さん。それぞれの話には元ネタの落語がありますがきちんと粗筋の形で章の一番前につけてくださっているので引用も分かり易くとても読みやすいです。落語らしくみんなを笑わせる時事ネタがいっぱい仕込んでありますし面白い試みだと思いました。落語として聞いてみたい気もします。笑えるものもほろりとくるものもありとても楽しみました。
読了日:5月24日 著者:河合莞爾
狐さんの恋活狐さんの恋活感想
三部作完結。実は一冊目も二冊目も辛口感想しか書いておりません。なのに手に取ったのは、前作が中途半端で終わりが気になって!期待しましたが読んだ結果はやはり残念です。それぞれのキャラの描き分けや気持ちの表現など1冊目が一番良かったですし今回はページ配分を間違えただろう、と思うほどに前半が無駄に長く後半は本当に収束するの?と心配になるほど。結局ラストの展開も想像の域を出ず片方はガッツリ端折られ大変残念でした。狐さんは最初のテイストのまま飄々としていた方が良かった気がします。いやむしろ違うラストで一冊めだけで…
読了日:5月24日 著者:北夏輝
虹の歯ブラシ 上木らいち発散 (講談社ノベルス)虹の歯ブラシ 上木らいち発散 (講談社ノベルス)感想
前作同様のテイストなので手に取るには要注意です。大概のものは大丈夫な私も正直途中でうんざりしてきて、この本は最後まで読むけどもう手に取らないだろうななどと思いながら読んでいました。短編できっちり本格なんですよ。それが手掛かりかよ!ですけど。途中ちょっと不思議なテイストのものがあり、頭が?マークでいっぱいになりましたが最後の章であらら…。これのためにあの章はあったのか。賛否あるでしょうが作者が計算して楽しんで書いたのが伝わってきました。ラストまで読んだ今、次もまた手を出さずにいられないような気がしています。
読了日:5月24日 著者:早坂吝
ゼロの迎撃 (「このミス」大賞シリーズ)ゼロの迎撃 (「このミス」大賞シリーズ)感想
「生存者ゼロ」のインパクトが強すぎたのと、本当にこんなの書いていいの?と思えるほどリアルに社会派としての提言を感じて物語に入って行けずあまり楽しめませんでした。もちろんもしこんなことが起こった時、政府はこの物語以上に何もできないような気がするのは事実です。皆さんがあまり評価していない最後の対決の部分は、私はむしろ明暗を分けたものがはっきりとして意外と好きでした。こういうのもあっていいのだと思いますが、私はリアルに訴えるのではなく、前作やテレビドラマ化された短編のようなパニックもの風の作品の方が好みです。
読了日:5月23日 著者:安生正
九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)九マイルは遠すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 19-2)感想
安楽椅子探偵ものでよく引き合いに出される「九マイルは遠すぎる」今回初めてこの話が14年間も練られて完成したストーリーであることを知りました。推論を重ねてたどり着いた先に、出題者にも思いもかけないラストが待っているところなどはやりすぎと思えるほど見事です。この本はこの話で探偵役だったニッキィ・ウェルト教授の短編集ですが時代背景と異国ということから多少想像しにくい面はあるもののニッキィとわたしとの掛け合いも楽しく言葉遊びも含め翻訳はかなり読みやすいと思います。好みは「エンド・プレイ」「時計を二つ持つ男」。
読了日:5月22日 著者:ハリイ・ケメルマン
Rのつく月には気をつけよう (祥伝社文庫)Rのつく月には気をつけよう (祥伝社文庫)感想
大学時代からの飲み仲間三人。毎回違ったゲストを迎えて美味しいお酒と肴で楽しいひと時を過ごします。この間にゲストが語る話からそれぞれの話の裏にあるものや謎をメンバーの長江がスルリと解いてしまうのです。話の中に伏線はきちんと貼られていて真実がそつなく導き出されるのが読んでいて気持ち良かったです。酒も肴も毎回とても美味しそうで招かれたゲストが次からメンバーに加えて欲しいと言い出さないかと心配になるほどです。そして気持ちよくするすると読み進めたあとの最終話。おお!読後感も良く、最後までとても好みの作品でした。
読了日:5月20日 著者:石持浅海
少年探偵 (一般書)少年探偵 (一般書)感想
児童書の体裁をとっていてもやはりこれは一般書で、対象は当時少年探偵団に胸躍らせた少年少女たちですね。(そういえばかなり難しい字にもふりがながないです。)本家を全部を読んだわけではない私でもいろいろと思い出しドキドキしました。小路さんによるこの本での「彼ら」の繋がりはなんとも斬新で鮮やかで、ストーリーも秀逸です。このシリーズは4冊で完結ですが、図書館の予約の都合で三冊目と四冊目の読む順番が逆になりました。正直この本を最後に読んで本当に良かったと思うほど本当に素敵なオマージュ作品でした。楽しみました。
読了日:5月19日 著者:小路幸也
化石少女 (文芸書)化石少女 (文芸書)感想
これだけ殺人事件が起こる高校って…警察の無能!って麻耶作品では思ったらダメでしょうね。古生物部の部長、化石オタクのまりあ。まず犯人ありきでアリバイを崩し殺害方法を語るのですが、それをたった一人の部員で従僕の彰が突っ込み、否定してバッサリ切り捨てるところが笑えます。連作短編風に話は進みますが正直それほど読みやすいものではなく途中で飽きてきてしまいました。でも納得いくか行かないかは別としてラストはきちんと用意されています。人を選ぶのでしょうが、私は結構好きです。とても麻耶さんらしいと思いました。
読了日:5月17日 著者:麻耶雄嵩
我が心の底の光我が心の底の光感想
殺人者の息子というレッテルを貼られてしまった暁の14歳から29歳までの出来事を綴ったお話。普通の貫井さんのミステリを期待して手に取ったら違います。何と言うか…天童荒太風ですね。途中から彼が何をしているのかは想像がつくのですがそれでもラストは衝撃で、そしてそうか…そうなのか。でもそうだよね…みたいな妙な納得があとからやってきました。子供を育てている親として何ともやりきれない悲しい思いでいっぱいになります。でも流石のリーダビリティでぐいぐい引っ張られ読み終わるまで寝させてもらえませんでした。
読了日:5月16日 著者:貫井徳郎
さよならは明日の約束さよならは明日の約束感想
西澤さんの定番、安楽椅子探偵ものの連作短編です。高校生が過去の謎を解くのでお酒の席ではなく食事&ドーナツですが、論理的に推論を積み重ねていくところはとても好きで青春の甘酸っぱさも含めとても楽しく読み進められました。ちょっと顔をしかめたくなる真相のものもありますが、表題作は謎の解答も古い本の行く末も素敵で最終話としてもとても良かったです。表紙絵を含め各話の扉絵もほのぼのしました。また一話ごとに現れる名著も心を揺さぶります。「七十五羽の烏」「9マイルは遠すぎる」「解体諸因」。この機会に再読&積読を崩そう…。
読了日:5月16日 著者:西澤保彦
世界の美しい透明な生き物世界の美しい透明な生き物感想
読み友さんの感想を見て、是非見てみたいと思っていました。「とにかく美しい」と言われる方が多いのですが、実は虫が苦手な私、前半はいくら美しくてもとても見ていられませんでした…いや、透明でも美しいというよりグロイと思ってしまって楽しめなくて残念です。後半の海の中の生き物はほぼ楽しめました。見ているだけでももちろんですが説明文も楽しかったです。初めて知ることがいっぱいでした。海老の年齢なんてどうやって調べるんだろう?苦手な虫のいないイカとタコの図鑑もあるみたいなので是非そちらも見てみたいです。
読了日:5月15日 著者:武田正倫,西田賢司
有頂天家族 二代目の帰朝有頂天家族 二代目の帰朝感想
「阿呆の血のしからしむるところ」の彼らのドタバタ劇を読んでるつもりが、今回は意外と話がシリアスで本当に彼らが切なくて愛しくて…アニメを見たので彼らがアニメのイラストで声で動き回っていました。下鴨兄弟はみな見違えるほど成長し、読んでいてドキドキするほど、本当にカッコイイです。海星は…そうか、そうなのか!最後の展開は本当にめまぐるしく本当にどっぷりこの本の世界に浸かりました。これは三部作だったんですね。ということはあと一冊。どんな結末が待っているのか今からとても楽しみです。
読了日:5月15日 著者:森見登美彦
体育館の殺人 (創元推理文庫)体育館の殺人 (創元推理文庫)感想
単行本では既読です。デビュー作ならではの浅さがそこここに…などと単行本読了時の感想に書いたのですが、今回それを全く感じません。探偵のアニオタ部分もしつこすぎると思ったはずなのですがそれも全く感じません。大幅改稿は大成功ですね。すごく良くなったと思います(←偉そう^^;)もちろんまだまだの部分もあると思いますが、再読でもこれだけ楽しめたら十分です。平成のクイーンとはなかなかすごい冠ですがロジックの展開はその通りできっと今後も期待に応えてくれるでしょう。今後の作品も楽しみにしています。
読了日:5月13日 著者:青崎有吾
([ん]1-5)明日町こんぺいとう商店街2: 招きうさぎと六軒の物語 (ポプラ文庫)([ん]1-5)明日町こんぺいとう商店街2: 招きうさぎと六軒の物語 (ポプラ文庫)感想
リレーのように他のお店の話題が出てきたりするのが嬉しいですね。もちろん前作のお店も健在です。2では視点がお店の主人や関係者ではないものが多かったからか、商店街の人々の繋がりは前作の方が感じられましたがこちらもとても良かったです。また、2の方が前向きな終わり方でもちょっと寂しい思いを運んでくる物が多かった気がします。でも自分がいっぱいいっぱいのときなどこの商店街に行けば絶対に癒されそうで、文具屋さんも台湾茶のお店ももちろんお弁当やさんにも行ってみたいです。残りのお店のお話も是非お願いします。
読了日:5月12日 著者:藤谷治,安澄加奈,加藤千恵,大沼紀子,吉川トリコ,あさのますみ
判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件 (角川文庫)感想
裁判員裁判をテレビ中継する世界。中継される番組は既にエンターテインメント化しCSB法廷8という裁判員出身裁ドルが…主人公は突然裁判員に選ばれた25歳の人材派遣会社社員。コメディではありますが意外にも内容はしっかりとした法廷もので「市民感覚」とか、いろいろと考えさせられることとなりました。事件に関してはそんないい加減な状況で裁判まで持ってくるなよって感じですがまあコメディなので。ストーリーとしては上手くまとまっていて楽しめましたが、恋愛要素は不要というよりマイナスに感じます。なかった方が良かったと思います。
読了日:5月12日 著者:青柳碧人
少年たちの密室 (講談社ノベルス)少年たちの密室 (講談社ノベルス)感想
何度も途中まで読んではストップし、読了まで一か月以上かかってしまいました。まず、静岡で育ち東北の情景も記憶に新しい現在の私には地下に閉じ込められるというシチュエーションが辛すぎました。すごく怖かった。ところがミステリ読みの哀しい性で死体が出てきてから俄然読むスピードが速くなりました…密室内でひとつひとつ検証しながら謎を解いていくところは好みで楽しみましたが、最終的に待っているものは想像がついていたし震えが来るほど嫌で読後の気分も相当悪かったです。ミステリとしての評価以上に人を選ぶ作品というのに納得です。
読了日:5月10日 著者:古処誠二
黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)黒猫/モルグ街の殺人 (光文社古典新訳文庫)感想
あまりにも有名な「黒猫」。もちろん読んでいますし内容もしっかり覚えていました。でも今回読むと情景がすごくリアルに浮かんできました。とても読みやすい新訳だと思います。訳者のあとがきで触れられた篁村訳や内田魯庵訳の「黒猫」との違いも興味深いです。お好きな方はこの21世紀の一匹目の黒猫も是非。「モルグ街の殺人」も既読ですが楽しめました。他の短編は黒猫とテイストが似ているものが多いです。「早すぎた埋葬」「ウィリアム・ウィルソン」が印象的でした。でも好きなのは意外と「アモンティリャードの樽」かも。
読了日:5月9日 著者:ポー
黒い仏 (講談社文庫)黒い仏 (講談社文庫)感想
石動戯作ってシリーズだったんですね。美濃牛を読んだのが遙か昔ですっかり忘れてました。シリーズの2冊目になるのでしょうが特に覚えてなくても問題なかったです。なにやら途中から雲行きが怪しく…びっくりした!こういう話だったのか!好き嫌いはあると思いますが私はこれはこれでいいと思います。最終的に石動探偵大活躍ってことで。これから手に取られる方は絶対予備知識を持たないで読んでくださいね。それにしても石動探偵ってどんな容姿だっけ?アントニオも…途中からそれが気になって仕方なくなっちゃった。美濃牛読み直そう…。
読了日:5月8日 著者:殊能将之
エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 ---憑かれた鏡 (河出文庫)エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 ---憑かれた鏡 (河出文庫)感想
12の怪談それぞれにゴーリーの扉絵がついています。ゴーリーらしい緻密な絵でそれぞれの話を読んでから見直すと更に怖かったりします。訳も普段ゴーリーの本を訳している柴田さん、宮本さんが改めて訳しているようで「信号手」「猿の手」などは再読になりますがこれも以前読んだものより読みやすくとても良かったです。心底怖かったのは「判事の家」「夢の女」「古代文字の秘法」。奇妙な味としても上手いと感じた「八月の炎暑」はとても好みです。再読の「信号手」のラストのインパクトもやはり好き。怖いけどまた時間を置いて読み返したいです。
読了日:5月8日 著者:ディケンズ,ストーカー
川に死体のある風景 (創元推理文庫)川に死体のある風景 (創元推理文庫)感想
川に死体のある風景をまず表現してストーリーが進むアンソロジー。どの作家さんも安定の上手さです。佳多山さんだけはこれはシリーズの中の一編目?ちょっと置いてきぼりを食らった感はあります。大倉さんはちゃんと最初に川に死体の風景を表現していますが山岳ミステリなので確かに山に死体のある風景でもありますね。「白虹」は読んでいますが山岳ミステリも本当に上手いのを再認識し「聖域」も読みたいと思いました。歌野さん、黒田さんの作品が本格好きとしては特に好みです。綾辻さんの書かれなかった幻のミステリも読んでみたかったです。
読了日:5月6日 著者:大倉崇裕,有栖川有栖,歌野晶午,佳多山大地,黒田研二,綾辻行人
吹雪の山荘 (リレーミステリ) (創元推理文庫)吹雪の山荘 (リレーミステリ) (創元推理文庫)感想
豪華メンバーに期待していたし、実際前半は伏線ばっかり増えている気はしていてもまあ楽しく読んでいました。なんで書き手がいないのにアリスがいるんだろう?とは思いましたけど。企画自体に無理があったのかと思わせられるほどの苦労の跡の法月さんパート、最後に作家さんそれぞれの考察まで読んで腑に落ちました。これは仕方ないですね。有栖川さんのその話は聞いたことがありますがこんなに企画の進んだものを辞退するなんてすごいことやったんだなあと苦笑。法月さんお疲れ様としか言えません。この事情からの巽さんの仕事は見事だと思います。
読了日:5月4日 著者:笠井潔,岩崎正吾,北村薫,若竹七海,法月綸太郎,巽昌章
恐怖の緑魔帝王 (一般書)恐怖の緑魔帝王 (一般書)感想
作者さんが楽しんでオマージュされているのは十分伝わってきます。元々の少年探偵団シリーズがお好きな方からしたら軽すぎるのではないでしょうか。私自身はそれほど本家を読んでいるわけではないのですがそれでも小林少年のイメージとかかなり違う気がします。怪人も帝王もそんなに怖くないですし。とはいえ雰囲気はそのままうまく再現されていると思います。最後の探偵の「世にもはた迷惑な~」が全くその通りで笑ってしまいました。軽くても十分楽しみました。
読了日:5月1日 著者:芦原すなお

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